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PADOMA vol-6
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スキャンツール |
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Audi
S4 今回は、車体に装着してあるコンピューターを読みとり、その状況を表示させるというスグレモノ:スキャンツールの購入と使用感想です。 |
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スキャンツール
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| フィラデルフィアのross-tech.comからスキャンツールが届きました。 今回は数種類発売されている接続ケーブルから汎用性の高いTWIN-COMケーブルを購入しました。 ケーブルとソフトで$229、ソフトだけだと$99ですからケーブルは$130とになります。 (ケーブルセットは機能によって$199から$279まであり) 日本までの送料は$31ですから今回のトータル料金は$260(約34000円)となりました。 納期は4日ほどで発送後DHLの荷物番号がメールで知らされますので、DHLのWebサイトで荷物の追跡が出来ます。 (これ結構面白いですよ。「あー、今荷物は飛行機の中か」とか) |
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| 作業イメージはこんな感じです。 ノートパソコンにはシリアルポート(RS232C)が必要ですが、ポートが無くてもUSB==RS232Cアダプターを購入すれば大丈夫です。 長い延長ケーブルを用意すれば車外から作業が可能ですね。 残念ながらOSはWinのみの対応です。 |
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| 車側のOBD-IIポートとパソコンのシリアルポートをTwin-Comケーブルでつないで作業スタートです。 OBD-IIポートはS4の場合、センターコンソールの後部についている後席用灰皿の脇にありますが、その他のシリーズ等はハンドルの下あたりにあるはずです。 |
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| 今回は異常(フォールト)が発見されるか?、フォールトコードをクリヤー出来るか?を試したかったので意図的に故障を作り出さ無くてはなりません。 という訳で以前嫌というほど悩まされたブースト圧センサーのコネクターを外して町内を一回りしました。 さてさてどうなることやら・・・ |
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| 診断個所を「エンジン」に特定してチェック開始です。 | |
| 無事にエンジンのコントローラー(緑色のコード表示)に接続できたので、フォールトコード(異常表示)を表示させます。 | |
| おおっ、しっかりとフォールトコードが表示されているではありませんか。 コード16622はセンサーの異常信号の検出、コード16490はセンサーの作動に疑いがあることを示しています。 サービスマニュアル(通販で冊子やCD-ROMが入手可)があればこのフォールトコードから故障個所と原因等が特定できます。 そしてフォールトが確認できたので一度コードをクリヤーします。 |
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外したセンサーのコネクターを元に戻してから、フォールトを再度確認すると「エラーはありませんよ」とメッセージが表示されます。
うーん、えらい! フォールトの確認とクリヤーの他にも色々と仕事が出来るようですが、それはおいおい調べていきます。 将来的にソフトが進化してもアップグレードは容易なようですし、ROMチューン車も問題なく使用が可能です。 ディーラーでのフォールトチェック(サービスの場合もあります)とサービスランプのクリヤーを自分で出来るのがちょっと便利ですね。 ¥34000の出費は高い?安い? |
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う〜ん、こんなのを読むと、このサイトも立派になったもんだなと実感してしまいます。ホントPADOMAさんありがとうございます!
by mfdent |
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